2017
03.08

第3321号「家庭内『取説POP』」商品の箱(パッケージ)は取説よりわかりやすい!

伝える企画

ある50代のエッセイストが新聞で、何年も使っている「プリンター」が、コピーができるとは思わなかったという趣旨のコラムを書いていました。プリンターのインクが切れたので交換の仕方を取説で探していたら、コピーができることを知ったそうです。おそらく複合機でしょうね。

今の商品は多機能だから、毎日のように使っていても知らない機能がたくさんあるでしょう。スマホなんていい例です。そこで、機器の主な機能をいつまでも忘れないためにこんなアイデアを思いつきました。意外にアレが役に立つのです。

▼【 家庭内「取説POP」 】

商品には必ず付いてくるアレとは一体何でしょう?正解は、箱(パッケージ)です。例えば、家庭用のインクジェットプリンター。このプリンターの箱の一部を切り取り、プリンターの前に置きます。切り取った部分は、箱に書かれた「機能一覧」です。

※箱に書かれた「機能一覧」の多くは、イラストでわかりやすく表示されていて一目でわかります。

この「機能一覧」をプリンターを使う時に邪魔にならない場所に置くことで「このプリンターにはこんな機能があります」といつまでも忘れません。考えてみると、商品の箱には買ってもらいたい情報が目立つように、さらにわかりやすく載っています。ひょっとしたら取説よりわかりやすい場合もあります。

そんな情報を買った後に捨ててしまうのはもったいないです!そのため、箱に切り取り線を入れたり、各機能のイラストに取説の参照ページを載せて、家庭内「取説POP」として活用してもらうことを前提に制作してはいかがでしょう。

プリンターならカートリッジの品番も書いてあると助かります。カスタマーセンターの連絡先があると安心です。購入日と保証期間が書き込めると便利です。切り取らなくても箱そのものが変形して、商品を使う時の便利な台になったら、なおユニーク!

★アイデアコンセプト★『 箱とハサミは使いよう 』

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